2005年11月11日

ハーレクインロマンス
■リン・グレアム「十七歳の花嫁」■

リーはひんやりとしたシーツを背中に感じ、ふるえながら必死な目でニックを見上げた。ニックに胸のふくらみをなでられると、心臓が肋骨に突き当たるほどはげしく脈打った(本編より)

十七歳の花嫁
父を訪ねてきた青年ニックに会ったとき、リーはひと目で恋をした。
こんな素敵なひとのためなら死んでもいいとさえ父に言い、十七歳で、リーはニックと結婚式を挙げた。だが、なぜか新婚初夜からずっと彼はリーに指一本触れようとしない。ニックはいつも美しい女たちと一緒で、リーは完全に無視されたまま。

あれからもう五年も、リーは砂を噛むような空疎な日々を送ってきた。ニックとは別れよう。最近ポールという優しい男性とも知り合えた。

ところが、父の死後、リーは恐ろしい事実をつきつけられる。父は悪辣な脅迫のプロで、二人の結婚も卑劣な脅迫の結果だった。ニックは婚約者と別れてまで、家族の秘密を守るためにリーと結婚した。その、重大な秘密とは何?証拠書類を見つけ出すまでは、夫は別れたくても私と別れるわけにはいかないのだ!(背表紙より・「十七歳の花嫁」レビュー)
 
+ + + 
 
前回紹介した『秘密』と同じくヒロインは10代で結婚したものの、ヒーローとは誤解が原因で冷たい関係になっています。どうも著者はこのパターンが好きみたい!
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2005年10月29日

ハーレクインロマンス
■リン・グレアム「秘密」■

「あなたは私がさし出したすべてにお金を払おうとしたのよ。まるで街角で拾った娼婦にするように!」

秘密

「きみと結婚?」これがルークの答えだった。
「いや、きみにはぼくの妻にふさわしい家柄も、教養もない」
キャサリンの頬から血の気が引いた。

父も母もなく孤児院で育ったキャサリンは、愛に飢えていた。著名な大実業家のルークに恋した18歳の時、何も求めず、ひたすら愛をささげた。

だがそんな彼女に与えられたのは、愛人という名だった。
豪華な住まい、贅沢な暮らし…。そこにあるのは不安だけ。
電話の音に耳をすまし、心変わりを恐れて顔色をうかがう2年間。
そして今、彼女はどちらかを選ばなければならなくなった。
ルークと結婚するか、それとも彼のもとを去るか……永遠に。(本書背表紙より)

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2005年08月26日

■官能的なロマンス小説/サスキア・ホープ『アルバニアの誘惑』

「まるで娼婦にでもなったみたいだったぜ」 ―本文より―


アルバニアの誘惑  光文社 Vコレクション保険会社の査定係ケイトは、ギリシャのコルフ島で自称「泥棒」のジョン・ソレルと出会う。目もくらむようなセックスのあと、強烈な思い出を残してジョンは姿を消す。

ロンドンに戻ったケイトの前に現われたのは、ラウルというセクシーな男。ケイトは誘われるままに彼のフランスの別荘へ向かったが………。仮面を脱いだ残酷な快楽主義者のラウル。お互いを信じきれずにいながら、強く惹かれ合うジョンとケイト。埋もれた財宝を巡って、命と愛をかけた二人のアドベンチャーが始まる。
(出版社からの内容紹介より・『アルバニアの誘惑』レビュー)

 + + +

以前から気になってた「Written by Women for Women」―、女性のための官能小説・海外版です。ハーレクインをもっと官能的にしたような感じといえば分りやすいでしょうか。



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2005年07月05日

ハーレクインロマンス
■リン・グレアム「邪悪な天使」■

下半身が激しくうずき、自分ではもうどうしようもない。
満足させてくれるのはルチアーノただひとり。
温かく湿った肌からドレスがすべり落ちるのも、手から薔薇が落ちたのにも、彼女は気づかなかった。
 「待ちきれないんだね・・・いい反応だ。でもまだお預けだよ」ルチアーノは満足そうに言った。(本文より)


邪悪な天使―華麗なる転身
 (「邪悪な天使」レビュー)
ルチアーノは数年前に横領事件で逮捕されたが、5年がかりで冤罪が証明されやっと釈放されることができた。だた真犯人はまだ捕まっていない。彼は逮捕直前に婚約を破棄した元婚約者のケリーにはめられたのだと思い込み、彼女に復讐を誓う。

対してケリーは愛する祖父母が住んでいる先祖代々の城を借金のかたに取られようとしていた。それを阻止するには5年前に自分を手ひどく裏切った元婚約者のルチアーノに頼むしかないのだが・・・

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2005年05月12日

■ジャネット・デイリー「愛は仮面舞踏会の夜に」

コールが欲しい。コールのすべてが欲しい。
体の奥から突き上げてくる欲望に気が遠くなりそうだ。
(本文より)

愛は仮面舞踏会の夜に南仏ニースの華やかな仮面舞踏会。「彼女」は「彼」と激しい口論になり、木に頭を打ち付けられて倒れた。病院のベッドで目覚めた 「彼女」ことレミーは記憶喪失になっていた。不安な彼女のもとへ訪ねてきた魅力的な男・コール。彼を信じられるだろうか?私はニューオーリンズの海運会社一族の令嬢らしい。

半信半疑のまま帰国した彼女を待ち受けていたのは…。サスペンスと官能の魅力いっぱいの大ベストセラー小説。(内容「BOOK」データベースより)

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