2006年03月15日

■山本文緒『恋愛中毒』

私が私を裏切ることがないように。他人を愛するくらいなら自分自身を愛するように。(水無月) 

恋愛中毒
恋愛中毒
世界の一部にすぎないはずの恋が私のすべてをしばりつけるのはどうしてなんだろう。もう他人を愛さないと決めた水無月の心に、小説家創路は強引に踏み込んで――。吉川英治文学新人賞を受賞した恋愛小説の最高傑作。 (出版社/著者からの内容紹介)

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この小説を読む人に とにかくアドバイスを。
決して巻末の「解説」からは先に読まないでくださいね(笑)
私は長めの小説を読むときに、「あとがき」「解説」を先に読んでしまうことがよくあります。
今回もついつい、そうしてしまって大失敗。この本の一番美味しい場面を先に知ってしまいました。

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2006年01月20日

■恋愛はんちゅう外/『間宮兄弟』江國香織

「夫のいる女が何のために存在するか知ってるか?」

間宮兄弟兄・明信、35歳、酒造メーカー勤務。弟・徹信、32歳、学校職員。2人暮らし。

読書家、母親思いで、マイペースで人生を楽しむ兄弟だが、おたくっぽいと女性にはもてない。一念発起で恋人をつくろうと、徹信の同僚・依子と、ビデオ屋の店員・直美を誘って家でカレー・パーティーを開くが・・・。

兄弟の純粋な感性は次第に女性たちの心を微妙に動かしはじめて・・・。
“そもそも範疇外、ありえない、いい人だけど、恋愛関係には絶対ならない”男たちをめぐる、江國氏の最新恋愛小説。(出版社/著者からの内容紹介より)
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2005年11月19日

■失恋女のココロをのぞいてみますか?/唯川恵『燃えつきるまで』

「大丈夫、あなたならきっと立ち直れるから」(本文より)

燃えつきるまで
恋も仕事も順調だった31歳の玲子は、5年つき合い、結婚も考えていた耕一郎から突然別れを告げられる。

失恋を受け入れられず、苦しむ玲子は、最優先してきた仕事も手につかず、体調をくずし、精神的にも混乱する。絶望から再生までを描き誰もが深く共感できる失恋小説。(本紙背表紙より・唯川恵『燃えつきるまで』レビュー)

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2005年05月29日

■レズビアン小説 斎藤綾子「ルビーフルーツ」

気持ち良かった。
とにかく気持ちよくて、恐怖も何もかも忘れて私は喘いだ。
(“誰も許してくれない”・本文より)


ルビーフルーツ激しくセックスに溺れ、こね回されたり、舌を這わせたり、痙攣したりするのが気持ちいい。愛したり、愛されたりするのは、相手が男でも女でも、SでもMでも心地いい―。

真由美は、マレーバクみたいな婚約者よりも、涙が出るほど佐和子に夢中だ。亜紀は、妻子持ちの男に緊縛されながらも、蓮子の愛撫を忘れない。性の快楽を貪る女性たちの姿をリアルに描いたアヴァンポップなレズビアン小説集。(「BOOK」データベースより)


→ レズビアンの女性のココロってこんな感じなの?
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2005年04月07日

純文学系かな? 坂東眞砂子「13のエロチカ」

男の指は、太腿の奥へと入ってきて、パンツの上から、股の間のこんもりした部分を撫でた。そして、人差し指で股の割れ目の突起のある部分を押した。トシミの背中がのけぞり、さらに腰が前に押し出された。指はゆっくりと突起のある部分をこすり続ける。
もう片方の手が、トシミの乳首をつまんでは放す。
トシミの唇から吐息がもれた。 (12話目“かたつむり”より抜粋)


13のエロチカトシミは風紀委員。中学生だ。こっそりコンサートに行くクラスメイトが羨ましかったりするけれど、そんなそぶりをする勇気もないような地味めの女の子。風紀委員の仕事上まわりに注意することが多く口の悪い男子に煙たがられている。

いつもの下校時、雨が降っていた。いつも乗っているバスは今でたばかりだったため、徒歩で帰ることにした。だが思ったよりも雨の降りが激しく途中で濡れてしまい、また辺りも暗くなってきたのでどうしようかと思っていると、1台のトラックが彼女の横でとまった。

トラックの運転手は20代半ば。彼はトシミがあまりにも濡れていたので座席の奥のほうから大きめのタオルを取り出しトシミを優しく拭いてくれるのだった。そして男の手はだんだんと・・・。 (“かたつむり”あらすじ)

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2005年04月03日

ヴァンパイア美少女 X 不良神父
瑞山いつき“スカーレット・クロスシリーズ”

大人の女性向けの本とはいいがたいのですが少しご紹介します。

最近当ブログの記事を更新するためにえっちな本ばかり読んでいたので少し食傷気味でして、気分転換にと探してきた本がこちらです。

混ざりものの月―スカーレット・クロス 「信仰の敵、生命の略奪者よ。神の御名において“聖なる下僕”となることを誓うか?」瀕死の状態で倒れていた、吸血鬼との“混ざりもの”の少女ツキシロ不良神父ギブは彼女を助けるかわりに、強引に自分の下僕とする契約を結ぶ。主従生活を始める二人だが、意地悪なギブにツキシロはふりまわされっぱなし。さらに、彼女を襲う謎の吸血鬼の影が―!? (「BOOK」データベースより)


<お勧め度 ★★☆☆ / 官能度 ☆☆☆☆>

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2005年03月05日

山川健一 「甘い蜜」

美和は唇を堅く閉じ、睨むように沢口を見た。それから周囲に視線を配ると、ワンピースのボタンを上から順番に三つ外した。両手で、少し開いてみせる。  (“凍えた薔薇”より) 

甘い蜜 大学の後輩から電話をもらった沢口は、真っ赤なコットン・ワンピースを着た長い髪の女性と向かいあっていた。彼女はアダルトビデオ女優で、沢口にシナリオを書いてほしいと頼む。沢口が大学時代、素晴しい詩を書いていたことを彼女は知っていた。(1話目“凍えた薔薇” あらすじ) 7編からなる官能小説集。

貴女は愛している人とからだを重ねなくても、十分に感じて、乱れることができますか? 例えばレストランで。もしくはホテルのバーで、そっと指がもぐり込んできてからだの中をかきまわされたらどんな感じがするのでしょうね。 
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2005年03月03日

唯川恵 「愛には少し足りない」

『嬉しいと思うことは、何て気持ちのいいことだろう。それはセックスの満足とどんな差があるのだろう』 (本編より) 

愛には少し足りない 理想的な恋人卓之との結婚が決まり幸福な早映は、彼の叔母優子の結婚パーティでセックスに奔放な麻紗子と出会う。軽蔑しながらも、麻紗子によって早映は自分の「本音」と向き合わされる。一方で結婚式の準備は進むが・・・・。
穏やかな未来を信じていたのに、何かが違ってゆく。本当の幸せを模索する恋愛長編。(作品あらすじより)

この本の小道具として「アレキサンドライト」という石のついた指輪がでてきます。知っている人も多いと思いますが、とっても高価で、そして不思議な宝石なのです。

昼間、 太陽の光の下では深い緑色に。
夜間、 月明かりの下では真っ赤に。


という具合に昼と夜とで色の見え方が変化する石なのです。

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